バングラデシュ支援
こころのビタミン研究所は設立以来、特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールド(HFW)のバングラデシュ支部が運営している、カリガンジ地区のTDC(職業開発センター兼小学校)を支援しています。カリガンジでは、小学校の運営、有機農業の推進、女性の自立のための縫製・刺繍のスキル研修、コンピュータの習得などを支援しています。2010年からは、ボダ地区にも支援を広げ、母子ヘルスセンター、有機農業推進への支援を行なっています。また、カリガンジとボダの小学校では日本で作成した英語教材を利用し学習の向上に役立てました。今では誰もが通いたい、通わせたい進学校となっています。
また、2003年より、首都ダッカで、栗原弘美代表理事による「バングラデシュの飢餓を終わらせるためのビジョン、リーダーシップ、パートナーシップ」セミナーを開催しています。このセミナーにはHFWのスタッフやボランティア、ダッカ大学の教授や学生、マスコミ関係者に加えて、「2021フォーラム」の関係者などさまざまな分野の方が参加しています。
(注:「2021フォーラム」とは政府のマニュフェストで、建国50周年にあたる2021年までに中所得国入りを目標とした農業・教育・医療分野への取り組み。)

日本からの英語教材で学ぶ子どもたち
コンピュータの技術を学ぶ女性たち
飢餓を終わらせるためのセミナー
バングラデシュ人民共和国

ハイチ支援
中米の最貧国といわれるカリブ海の国、ハイチ共和国の診療所を支援しています。このセンターは、現地NGO「イニシアティブ・アゲンスト・ハンガー(IAH)」が首都ポルトープランス近郊で運営しており、貧しい人々にわずかな初診料だけで、病気や怪我の治療、子どもたちへの予防接種、エイズ予防、食料の配布などを行なっています。
2010年1月の大震災に見舞われ、IAHの診療所も被災し打撃を受けました。
多くの支援をいただき新たに医療保険センターが2013年12月に完成し、安心して医療に従事し多くの患者さんが救われています。
ハイチでは失業率が高く、教育を受けた人材が国外に流出してしまうことが国内状況が改善しない一因と指摘されています。このためIAHでは若者のための職業訓練校の建設を開始しました。こころのビタミン研究所では、この職業訓練校の建設を全面的に支援しています。
ハイチ共和国
