ハイチの会セスラが支援するモーリヤンクセスラ校の視察の後日、センティルの医療センターと、建設中の職業訓練校を視察して来てくださいました。
医療保健センターは朝10時ですでに人がいっぱいで、地域の人に頼りにされていると感じた、と高岡さん。
医療保健センターには、医療関係のスタッフ7人、事務スタッフ4人の11人で運営されています。
また保険省から派遣されて医療機関を回っている看護師さんが、ジフテリアやはしかの予防接種をしていたとのことでした。
ワクチンを受ける子どもたちを増やすため、接種後のプレゼントとして栄養が添加されたライスパックを子どもたちに配布しているようで、この子どもたちの笑顔が印象的でした。
職業訓練校は、今外壁の工事中です。
9月10月は雨が多く、工事が思うように進まなかったようです。
ハイチでは、建築資材費の高騰、天候の影響、政治的な影響など、日本では思い至らないほどのさまざまな事情がありますが、
センティル始め現地のスタッフが、今年の完成に向けて努力しています。
国民の70%は失業しているともいわれるハイチにおいて、
教育を終えた若者が職を得て暮らし、やがて国が豊かになる力となりますように。
これからもみなさまのあたたかいお心とご支援をよろしくお願い致します。