昨年、バングラデシュでNGO　BIKOSHITO BANGLADESH FOUNDATION（BBF）を立ち上げ、さらにバングラデシュの貧しい人たちのために尽力されているBBF代表のミトンさんと、副代表のアンジュさんが来日しました。
10月8日には、懇親会を開き、そこで挨拶をされました。

〇ミトンさんのスピーチ
　私は2000年に栗原英彰さん、弘美さんと創った「2021年、建国50周年までに自国の飢餓を終わらせる」というビジョンを達成できました。この達成には、こころのビタミン研究所の財政面の支援だけではなく、セミナーによるエンパワーが大きかったです。ここにいる多くの方が、こころのビタミンを通して支援してくださり、心から感謝しています。
　私たちは2030年に向けて新しいビジョンを設定しました。「お母さんを幸せにする」というプロジェクトです。こころのビタミンの支援により、母子ケアができる病院が２つ建てられ、少女への奨学金、小学校も運営しています。来年はコロナ禍で休止していた学校給食を開始したいと考えています。

〇アンジュさんのスピーチ
　私が女性のために働こうと思ったのは、母が7人の子供の出産、子育てで大変苦労したからです。また弘美先生と出会い、女性がもっと活躍して連携することの大切さを学び、女性のコミュニティのために働くことに決めました。私たちは2021年に飢餓を終わらせましたが、地方の女性たちはコロナ禍のロックダウンで食べ物もなく、医療も受けられず、非常に苦しみました。
　BBFでは、皆さんの支援で、地方で低価格で安全なお産ができる病院を建てられましたし、奨学金を受けた少女たちは、今後、女性たちのお手本になってくれると思います。私たちはこれらを「ハッピー・マザー・プロジェクト」と名付けました。幸せなお母さんが、次の幸せな時代をつくると信じているからです。2030年のビジョンも皆さんのサポートを得て、達成したいと思います。

その後の参加者の方のシェアでは、ミトンさんたちの活動にとても勇気づけられている話をしてくださる方がいたり、また、アンジュさんは、女性のリーダーとしてのあり方について話してくれたりと、終始なごやかな会でした。

参加された皆様、寄付をくださった皆様、
来日にあたってたくさんの協力をしてくださった皆様、
たくさんのご支援、 ありがとうございました！！